海のアジア 5 越境するネットワーク

編集委員:尾本惠市、濱下武志、村井吉敬、家島彦一

2001年4月刊 46判 282頁 岩波書店 3,000円

アジアの海には、縦横にネットワークが張りめぐらされている。この巻では、おもに東アジアの海域世界における人やモノの流れを、歴史や文化、社会経済などさまざまな角度から考察する。日本、中国大陸、沖縄・台湾などの島嶼部、それらに共通する姿と個別に展開した歴史の様相をとらえ、環シナ海の歴史世界を生き生きと描き出す。

海のアジア(全6巻)
海のアジア 第1巻
海のアジア 第2巻
海のアジア 第3巻
海のアジア 第4巻
海のアジア 第5巻
海のアジア 第6巻

【目次】
「海」からのアジア論に向けて 濱下武志
環シナ海世界の特性
中国の海認識 茂木敏夫
環日本海 古廐忠夫
歴史のなかの海世界
18世紀ジャワとはどんな世界だったのか−東南アジアの「歴史のリズム」再考 白石隆
海底考古学−新安の沈没船を中心に 森本朝子
海の支配−南シナ海をめぐる国家間紛争の歴史と現在 浦野起央
くらしと海
漂流民の世界 春名徹
航海守護神と海域−媽祖・観音・聞得大君 豊見山和行
移動と交流
海を越えた宗族ネットワーク 瀬川昌久
東アジア海域世界と倭寇 真栄平房昭
口絵の言葉
沖縄の生活時間 児玉房子
座談会          
東アジア海域のネットワーク 曹永和 村井章介 濱下武志

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