長い内戦状態が続いたインドネシアのアチェで、歴史を大きく変えた人物がいた。フィンランド元大統領アハティサーリ。2005年、誰もがなし得なかったアチェ和平を彼はどのように実現させたのか。
【主要目次】
第一部
津波 2004年12月26日
序曲 第一回交渉――2005年1月27日〜29日
暫定予備交渉
危機 第二回交渉――2005年2月21日〜23日
なぜ、COHAは破綻したのか
アヤトラ・アハティサーリ
「もうこりごり。こんな紛争は」
突破 第三回交渉――2005年4月12日〜16日
ブリュッセルの関与
GAM、独立を断念
アハティサーリ、ジャカルタに行く
集中協議 第四回交渉――2005年5月26日〜31日
最終合意を書き上げる
最後の一押し 第五回交渉――2005年7月12日〜17日
ジャングルへ 2005年7月26日〜8月2日 アチェ
署名寸前のパニック
迎賓館での署名 2005年8月15日
第二部
マルティ・アハティサーリ「調停者は自分の望みは何であるかを知らなければならない」
なぜ、アハティサーリか
第三部
待ちわびた恩赦
武器を手渡す
第一ラウンド イルワンディのショー
第二ラウンド もっと多くの武器を
第三ラウンド わずかな回収
第四ラウンド 樽の底の最後の一滴
仕事は続く
市民生活に戻る元兵士
人権を尊重する
アチェ新法
終わりに
訳者解説