イワン・シマトゥパン著 柏村彰夫訳
2000年12月刊 46判 234頁 めこん 2,000円
イワン・シマトゥパン(Iwan Simatupang)は、1928年スマトラ島シボルガ生まれ。 医者になるのに失敗し、詩人になりそこね、良き夫となる機会を失い、42歳で破滅的な生涯を終えたが、インドネシア文学史上に残る小説を書いた男。 才能と自負を武器に、リアリズムの横面を張り倒し、文体と構成力で文学革新の第一走者となった。 この小説は、哲学とドタバタ、不条理とトラウマ、疎外とセンチメントをあふれ出す言葉で明るく物語る。分裂した主人公と錯乱した世界を統合しようとするイワンの力技、ご覧あれ。
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