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第二次大戦中にオランダ領東インド(現インドネシア)で日本の収容所に入れられ3年半を過ごした、オランダ人女性(当時21歳)の体験記。
1939年の夏、オランダの高校を卒業したばかりのヘレンは妹と、石油会社勤務の父の任地、オランダ領東インドを訪ねる。当地には、両親と下の妹が暮らしていた。
ところが、直後に第二次大戦が始まりオランダはドイツに占領され帰国できなくなった。さらに、1942年、オランダ領東インドは、日本軍の侵攻にあう。どうにかオーストラリアへ向かう避難船に乗り込むことができたが、船は日本軍の爆撃を受けて沈没。漂流の後、スマトラ島に漂着したが、日本軍に捕らえられ、父は男性収容所に、三姉妹は、女性収容所に入れられることになった。
彼女たちは、ここで3年半を過ごすことになる。過酷な生活の中で、器楽曲を声で奏でる「ヴォーカル・オーケストラ」という独創的な音楽を生み出し、その音楽を支えに悲惨な状況を生き抜こうとした。
【目次】
難破
救命ボート
ジャングルで
捕らえられて
ハウス収容所
『捕らわれ人の賛美歌』
バラック収容所
ヴォーカル・オーケストラ
それぞれが自分で
埋葬
解き放たれて
歌の力
訳者あとがき
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