バナーラスの赤い花環
上田恭子著
2003年9月刊 46判 226頁 木犀社 2,100円
バナーラスに暮らし、ミニアチュール絵画に出会う。著者はフリーランスの編集者。1993年から94年にかけて、インド・バナーラスの国立バナーラス・ヒンドゥー大学インド美術史学部に留学、1年間滞在した。細密に描かれ美しく謎めいた小さな絵は、知るほどに心温まる傍らの人々に似る。ヒンドゥーの神々に支えられ、ガンジスの水に浮かぶ古都の日々が綴られる。
【目次】 1 迷路を生きる ホリラルの家まで 夢見る人 陽だまりの仲間たち 絵のなかの河 死のガート 2 大空のペントハウス ファラハール料理 秘めごと 恋人たちの空間 奇妙な絵 言葉をつかまえる 3 庭のある家 ウォーキングシューズを履く 食べない日 赤い花 透明な羽根 雨を見る 4 あわいに立つ 独り者の居ずまい 光の方へ チャドルのなかの顔 ヴェジとノン・ヴェジ ガンガーのほとりで−あとがきに代えて
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