〈増補版〉 韓国近い昔の旅 植民地時代をたどる

神谷丹路著

2001年6月刊 A5判 272頁 凱風社 1,900円

私が韓国で暮らしてみて、もっとも感じたのは、日本で感じることのなかった、日本の影だったのだ。韓国の日常からいったん離れてみて、やっとそのことがよく見えるようになったのだ。彼らと私のあいだで平衡を失わせているもの − 冷静に考えてみれば、それはやはり「日帝時代」の認識以外にはなかった。(本書「まえがき」より)

【目次】
まえがき
取り出せなかった千円札 1981〜82年●ソウル
百済びとの怨念こもる地 1982年●忠清南道扶余
寮祭の夜の出来事 1982年●ソウル
牛見ハラボジの架け橋 1982年●京畿道水原
「教科書問題」の夏 1982年●ソウル
独立記念館を歩く 1989年●忠清南道天安
少年の日の記憶 1989年●京畿道水原地方
玄界灘を越えて 1989年●釜山
鉄砲と神社 1989年●慶尚南道巨済島
離島に刻まれた「大正」と「昭和」 1989年●全羅南道荷衣島・玉島
あるハラボジと飛行場跡 1989年●全羅南道望雲
忠魂碑を守る 1989年●全羅南道望雲
東学農民戦争の大地 1990年●全羅北道井州
忘憂里の丘 1990年●ソウル
ヘンジュ・チマとベソをかく兵 1990年●京畿道幸州山城
神様の饗宴とムーダン 1990年●慶尚北道シノリ
水中の孤魂 1990年●慶尚南道固城
最期の遺墨 1991年●ソウル
釜山の日本人街 1991年●釜山
日本軍の足跡 1991年●済州道済州島
海蘭江にいざなわれて 2000年●中国吉林省延辺朝鮮族自治州
歴史を取り戻すソウル 2000年●ソウル
あとがき
増補版に寄せて

 

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