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東南アジアの宗教というと、仏教やイスラーム教が思いうかぶ。実際、フィリピンを除くと、キリスト教は少数派の宗教だが、歴史的、文化的、社会的には無視することのできない宗教としてある。本書は、地域、国によって多様なあり方を示す東南アジアのキリスト教を、各地域の研究者がフィールドワークに基づいて考察したもの。
【主要目次】
第1章 聖者の行進:聖週間儀礼から見たビサヤ民俗社会 川田牧人
第2章 イグレシア・ニ・クリスト:フィリピン生まれのキリスト教会 寺田勇文
第3章 タイ(シャム)におけるキリスト教 石井米雄
第4章 エーヤーワディ流域地方における王朝時代のキリスト教 伊東利勝
第5章 中国、ビルマ、タイ国境地帯の宣教活動と少数民族 豊田三佳
第6章 カンボジアの伝統社会とキリスト教 吉澤良昭
第7章 ベトナムのカトリック:政治的状況と民衆の生活の形 萩原修子
第8章 マレーシア・カトリック教会におけるポスト・コロニアリズム 奥村みさ
第9章 フローレス島におけるカトリックへの「改宗」と実践 青木恵理子
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