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「じゃぱゆきさん」という言葉は、今や誰もが使う普通名詞となってしまったが、この言葉をつくったのは、本書の著者である。本書の初版は、1985年(情報センター出版局刊)。1992年に改訂版が講談社文庫として刊行された。本書は、その増補改訂版。
著者は歌舞伎町などの風俗街に泊まりこみ、管理売春を続ける業者たちの実態を暴き、全国のストリップ小屋を取材。さらに、「じゃぱゆきさん」の故国、フィリピン、タイ、ベトナムの人身売買機構に潜入、その実態を描いた。追章では、90年代後半から現在にいたる歌舞伎町浄化によって、何が変ったかを追った。
【主要目次】
第1章 じゃぱゆきさんの住む街
1 新宿パラダイスホテル
2 裏歌舞伎町「ハレルヤ」通り
第2章 ストリッパー
1 めくるめく「実演」小屋
2 摘発された女
3 レイテ追跡
第3章 バナナ
1 ベトナム戦争以後
2 女の街の系譜
第4章 じゃぱゆき屋
第5章 闇の底
1 チャイニーズ・シンジケート
2 売春デパート
第6章 マニラ・コネクション
1 マニラ無頼シティ
2 マリアの故郷
第7章 異国紀行
1 小屋から小屋へ
2 寂しいバナナたち
第8章 見えてくるもの
1 入管ピンクスキャンダル
2 それぞれの巡行
第9章 アジアは女だ
1 からゆきさん
2 じゃぱゆきさんのルーツ
追章 終わらない人身売買
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