アジアの仮面 神々と人間のあいだ
廣田律子編
2000年11月 46判 264頁 大修館書店 1,900円

 アジアの芸能の中でも、特に仮面芸能には数多くの鬼神が登場し、民族性溢れるストーリーが演じられる。祭りの舞台では、役者は解釈を加えて演技するのではなく、恍惚として神になる。観衆は仮面の神々の訪れを待ち望む。そこには、神々を恐れ、鎮めようとし、敬い、神々と共に生活しようとしてきた人々の世界観が反映されている。アジアらしさ、アジアの独自性さえも浮かび上がってくる。アジアの文化の本質を解き明かす鍵が、仮面芸能には秘められているといえる。(本書「はじめに」より)

【目次】
はじめに
日本の仮面 − アジアの仮面の中で  後藤淑
韓国の仮面 − 仮面に隠された風刺  金両基
中国の仮面 − 呪力を備えたまなざし  廣田津子
ネバーの面と儀礼 − 跳舞する生き神たち  寺田鎮子
インドネシアの仮面 − 舞踊劇ワヤン・トペン  佐藤彰
インドの仮面 − 異界への飛翔  小西正捷
仮面と境界 − スリランカの場合  鈴木正崇
参考文献

 

 

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