北朝鮮事典

内藤陽介著

2001年1月刊 46判 432頁 竹内書店新社 2,800円

本書の主題となる朝鮮民主主義人民共和国の場合、その閉鎖的な性格のゆえに、基本的な情報さえきわめて乏しく、外部からはその実情をうかがい知ることが難しいとされている。
 しかし、その北朝鮮といえども、一九四六年以来、切手を発行して郵政事業を展開しつづけており、そこには、彼らが好むと好まざるとにかかわらず、北朝鮮国家の姿が刻み込まれている。それらを丁寧に読み解いていくことによって、われわれは、「謎の国」とされる北朝鮮についての具体的なイメージを持つことができるのではないだろうか。
本書は、このような意図の下、切手をはじめとする郵便資料に刻まれた痕跡を通じて北朝鮮の姿を再構成することを目標とした。そして、この目的に沿って、できるだけ多角的に北朝鮮国家の様態を示すため、「事典」という形式を採ることにした。
(本書「本書について」より)

 

 

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