朝鮮農民の民族宗教 植民地期の天道教・金剛大道を中心に

青野正明著

2001年1月刊 A5判 248頁 社会評論社 3,800円

【目次】
序 章 課題と方法
第一章 農村における民族宗教の基盤
 第一節 農村での巫俗の変容
  (1)農民の没落と流民化
  (2)巫覡団体の組織化
 第二節 農村での契の自治的再編
  (1)村落における契の組合化
  (2)北部畑作地帯の状況
  (3)南部水田地帯の状況
  (4)北部・南部での民族宗教の基盤
第二章 総督府の「類似宗教」観
 第一節 併合当初の「類似宗教」観
  (1)「警察犯処罰規則」での規定
  (2)「布教規則」の制定
 第二節 三・一運動後の調査事業
  (1)旧慣制度調査事業の方針転換
  (2)「民間信仰」調査の開始
 第三節 調査資料「朝鮮の巫覡」
  (1)巫覡「絶滅」論の登場
  (2)『朝鮮の巫覡』(一九三二年)
  (3)「巫子取締法規」の到達点
 第四節 調査資料「朝鮮の類似宗教」
  (1)「邪教取締」の模索
  (2)『朝鮮の類似宗教』(一九三五年)
  (3)「邪教」の「解散」「改宗」
第三章 天道教の「地上天国」建設
 第二節 朝鮮農民社の「郷村自営論」
  (1)「郷村ごとの農民団結」の視点
  (2)「集団農場」化の主張
 第二節 「郷村自営」運動の実態
  (1)平安南道孟山郡の消費組合
  (2)消費組合での「共同耕作」
 第三節 農民にとっての「郷村自営」
  (1)「村落自治」再編の試み
  (2)「農民社自主村」の誕生
 第四節 農村振興運動による受難
  (1)統制される契=組合
  (2)「郷約」復興策との相克
第四章 金剛大道の予言の地
 第一節 金剛大道の信徒村
  (1)「午中大運」の時代
  (2)信徒村の建設
 第二節 受難の予兆
  (1)満州移民の要請
  (2)「改宗」のための甘言
 第三節 信徒村の受難
  (1)大量検挙による弾圧
  (2)信徒村からの強制退去
終章
あとがき

 

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