竜王のメコン河 

ポール・アディレックス著 野中耕一訳

2000年7月刊 B6判 360頁 燦々社 1,300円

メコン河に架ける橋の工事現場で不思議な傷を負った死者が出た。河に住む竜の仕業だとの噂が流れる。蛇に魅せられて「ザ・サーペント」の異名を持つショーンが、現場監督として乗り込む。黄金の三角地帯に隣接した地帯で、行方の知れないラオス王室の財宝、それを狙うラオス右翼解放戦線、幻のプーリ族、麻薬王との闘い、彼は次から次へと事件に巻き込まれ、夢の桃源郷で知った驚くべきわが前世。

 [訳者あとがきより]
本書はポール・アディレックス著『メコン』 (英文、初版1995年)の翻訳である。本書が出版されてから、97年にはタイ語に翻訳され出版されている。翻訳は原著の英文版から行なったが、とくに宗教的な部分などタイ語版を参照したところがある。
 著者のポール・アディレックス氏は、本名はポーンポン・アディレークサーンで、タイの著名な政治家の一人である。外務大臣、首相府大臣を歴任し、現在も農業大臣の重職にあって活躍している人物である。

 

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